新品で張り立ての頃の壁紙はとても綺麗ですが、

生活と共に時間が経過すると変色や汚れの目立ちが発生します。

埃を落としたり汚れを洗剤で取り除ける範囲にも限りがありますし、

天井や家具の裏側等、掃除がし難く、

手入れが行き届かない場所もあります。

そこで、古くなった壁紙を新たに生まれ変わらせる方法として、

壁紙を張り替え無いクロスメイクが注目されています。

クロスメイクとこれまでのペンキ塗装の違いは、

ペンキは壁に塗ると膜が厚くなるのに対して

クロスメイクは特殊な染色剤で施工するので、

壁紙の風合いを残すことができるということです。

壁紙を張り替える時にも違いがあり、ペンキ塗装では粘着力が残り、

壁紙が壁に強く張り付いて剥がれ難くなります。

その点、クロスメイクであれば、施行中の大きな音や

不快な臭いが発生し難いので、一般的に施工を行い易いのです。

これらの理由から、現在、

汚れが頑固に染みついて掃除では綺麗にならない壁紙を、

張り替える事無く綺麗にする事が出来る方法として広まっています。

コストや仕上がりを考えると選択肢の一つとなりますし、

壁紙を張り替えないで活用出来る方法として選ぶ事が出来ます。