仕事柄、お客さん宅の内装の汚れがある時には、

軽くクリーニングすることがあります。

一般のご家庭で手軽にできるクロスのおそうじの方法で

重層を使う方法がありますよね。

ヤニは水溶性の汚れで、成分のほとんどは

油性の強いタールだと言われています。

その油分を緩めるのにアルカリ性の重曹水はちょうどよく、

こびりついたヤニを落としてくれるのです。

仕上げには水ぶきや乾拭きもしっかり行ない、

黄ばみなどの色が残らないようにします。

お湯を使うとより汚れ落ちが良くなるので、

お湯が使える時には水よりもお湯で汚れを落とすようにします。

壁紙などの場合には、継ぎ目に水分が入り込むと

壁紙が剥がれてくることがあるので、

水分を拭き取りながら汚れを落とします。

そして、あまり強くこすると壁紙が傷んでしまうことがあるので

気を付けるようにしてください。

この方法で壁紙のヤニによる汚れを綺麗に落とすことができるので、

是非一度試してみてくださいね。